日本マンガ学会 第14回大会(京都精華大学・京都国際マンガミュージアム)
日本マンガ学会 第14回大会
日程:2014年6月28日(土)・29日(日)
会場:6/28京都精華大学岩倉キャンパス, 6/29京都国際マンガミュージアム
大会スケジュール
6月28日(土)京都精華大学
12:00-12:45 参加受付
12:45 開会宣言
13:00-17:00 口頭発表・ラウンドテーブル
17:00-18:00 総会
18:30-20:00 懇親会(京都精華大学 REATA(レアタ))
6月29日(日)京都国際マンガミュージアム
10:00-10:30 参加受付
10:30-12:30 シンポジウム 第1部
12:30-14:00 昼休み/ポスター発表
14:00-16:00 シンポジウム 第2部
16:10-16:50 全体討論
16:50 閉会式
研究発表
- 研究発表・ラウンドテーブルは会場A,会場Bに分かれて行います。
- 口頭発表の発表時間は25分間(発表20分+質疑5分)です。発表者の交代時間は5分です。
お詫びと訂正
チラシおよび発表要旨集(目次)において、誤記がございました。 皆様ならびに関係各位にご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。
「会場A」における発表「5.」
・「コマの並置にともなう読書報告の構造」→「コマの並置にともなう読書方向の構造」
・「三浦和志」→「三浦知志」
「会場B」における発表「3.」
・「千葉大学人文社会科学研究員」→「千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程」
ラウンドテーブル B
・「ロナルド・スチュアート」→「ロナルド・スチュワート」
口頭発表 6月28日(土)京都精華大学・会場A(黎明館 L-201)
- 13:00 – 13:30
1970年代の『週刊セブンティーン』が果たした役割――10代向け娯楽雑誌における性描写を考える
トジラカーン・マシマ(京都大学大学院文学研究科) - 13:30 – 14:00
教育雑誌の論説にみるマンガ観の変容――戦後日本の「よいマンガ」「わるいマンガ」
日高利泰(京都大学大学院人間・環境学研究科/日本学術振興会特別研究員) - 14:00 – 14:30
『りぼん』のなかの「コギャル」――藤井みなほ「GALS!」論
杉本章吾(筑波大学人文社会系特別研究員) - 14:30 – 15:00
オノマトペの調査に基づくマンガ「ドラゴンボール」の一考察――オノマトペの出現頻度の経年的変化から見る特徴
元木章博(鶴見大学) - 15:00 – 15:30
コマの並置にともなう読書方向の構造――マンガの構造的方向性とコマの左右反転が印象に及ぼす影響
泉信行(一般)/三浦知志(東北学院大学)/窪俊一(東北大学)/和田裕一(東北大学)
口頭発表 6月28日(土)京都精華大学・会場B(黎明館 L-103)
- 13:00 – 13:30
鶴見俊輔と石子順造のコミュニケーション論
可児洋介(春日部共栄高等学校講師) - 13:30 – 14:00
中国におけるマンガ・アニメーション研究の現状
徐園(中国人民大学) - 14:00 – 14:30
日本マンガのドイツ語翻訳テクスト比較研究――あずまきよひこ『よつばと!』を題材に
大塚萌(千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程) - 14:30 – 15:00
マンガにおける都市と災害・「AKIRA」の背景――「AKIRA」における都市構造とその破壊、巨大災害が意味するもの
森山高至(一般) - 15:00 – 15:30
マンガミュージアム研究の可能性
伊藤遊(京都精華大学国際マンガ研究センター)/谷川竜一(京都大学地域研究統合情報センター)/ 村田麻里子(関西大学)/ 山中千恵(仁愛大学) - 15:30 – 16:00
「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷
清岡美津夫(NPO三国志フォーラム)
ラウンドテーブル 6月28日(土)京都精華大学
- 15:30 – 17:00 会場A(黎明館 L-201)
争点化される「エロ」――マンガとその隣接領域における性表現と規制をめぐる多角的考察
西原麻里(司会、関西大学非常勤講師)/稀見理都(一般)/ 雑賀忠宏(京都精華大学国際マンガ研究センター)/ 堀あきこ(一般)/ 松井広志(大阪市立大学都市文化研究センター) - 16:00 – 17:00 会場B(黎明館 L-103)
新聞・政治漫画と震災、原発事故
大城房美(司会、筑紫女学園大学)/岡部拓哉(新聞マンガ研究家)/ ロナルド・スチュアート(県立広島大学)
ポスター発表 6月29日(日) 京都国際マンガミュージアム1階多目的映像ホール
- 異文化コミュニケーションとしての中日「二次創作」――「擬人化」モードの共有と浸透
柯雯雯(学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学専攻博士前期課程) - マンガのリズム――それはどこから来るものであろうか
朴柘盈(京都精華大学マンガ研究科) - 漫符を用いた顔型グラフの展開――スピーチ評価システムへの応用
新井浩(金城大学短期大学部)/下村有子(金城大学) - 手塚治虫と大阪――自伝漫画「紙の砦」を中心に
田浦紀子(一般)
シンポジウム 「マンガと震災」
6月29日(日)10:30~ 京都国際マンガミュージアム 1階多目的映像ホール
地震・津波・それに続く原発事故……あの東日本大震災から丸3年がたちました。震災の直後から、さまざまなマンガ家さんたちが手探りで、震災をどう伝えられるのか、マンガ家として震災への支援がどうできるのかを考え、実際に現地に支援に赴き、またチャリティとしての出版を含め、さまざまな形で作品を発表してきました。けれどこれまで、その実際を概観できる記事は少なかったと思います。震災から3年、マンガは震災に対してどう向き合ってきたのか、マンガは震災に対して何ができたのか、何ができるのかを、多数のマンガ家さんたちとともに話しあいたいと思います。
・10:00 参加受付
・定員 200名(先着)
第1部 マンガ家の支援活動 10:30~12:30
・西條允敏(株式会社まんぼう/「石ノ森萬画館」指定管理者)
・信濃川日出雄(マンガ家「少年よギターを抱け」「僕らの漫画」)
・ひうらさとる(マンガ家「ホタルノヒカリ」「ストーリー311」)
※広報物入稿後に出演が確定しましたので、広報物には名前が掲載されておりません。ご承知おき下さい。
・細野不二彦(マンガ家「ギャラリーフェイク」「ヒーローズ・カムバック」)
・森川ジョージ(マンガ家「はじめの一歩」「会いにいくよ」)
・表智之(北九州市漫画ミュージアム専門研究員)/司会 (敬称略、順不同)
第2部 震災を描く 14:00~16:00
・しりあがり寿(マンガ家「真夜中の弥次さん喜多さん」「あの日からのマンガ」)
・とり・みき(マンガ家「遠くへいきたい」「僕らの漫画」)
・山本おさむ(マンガ家「どんぐりの家」「今日もいい天気 原発事故編」)
・ヤマザキマリ(マンガ家「テルマエ・ロマエ」)/コメンテーター
・藤本由香里(明治大学国際日本学部教授)/司会(敬称略、順不同)
全体討論 16:10-16:50
大会参加費
・会員・一般ともに各日500円
※2日目は別途マンガミュージアム入館料が必要です。
(入館料:大人800円・中高生300円・小学生100円)
※会員向けに、2日通し参加券800円もご用意します。
・懇親会参加費
会員・一般ともに一律2,500円
会場アクセス
28日会場=京都精華大学
・阪急電車「河原町」からお越しの方
京阪電車に乗り換え、「出町柳」行き乗車→「出町柳」下車/叡山電車に乗り換え、
「鞍馬」または「二軒茶屋」行き乗車→「京都精華大学」下車
・JR「京都」あるいは阪急「烏丸」からお越しの方
京都市営地下鉄烏丸線「国際会館」前3番出口を出て、右に50m
京都精華大学スクールバス(無料)に乗り換え
※スクールバス運行時刻:
・「国際会館」発(8:00始発)
・「京都精華大学」(18:40最終)
ともに、8:00~18:40間00/10/20/30/40/50
29日会場=京都国際マンガミュージアム
・JR「京都」あるいは阪急「烏丸」からお越しの方
京都市営地下鉄烏丸線「国際会館」行き乗車→「烏丸御池」下車2番出口を出て徒歩2分
アクセスマップ
大会研究発表募集
※締め切りました。
第14回大会 研究発表募集について(2014/4/1 締め切り)
更新履歴
2014/01/13 掲載
2014/06/03 最終更新