マンガ研究 vol.17


編集・発行:日本マンガ学会
発売:ゆまに書房
発行日:2011年3月31日
ISBN 978-4-8433-3577-2
定価:本体1,800円+税

研究論文

  • 『ガロ』時代のつげ義春
    -『漫画主義』を中心とした同時代言説の分析
    可児 洋介
  • 落下の光景
    —マンガにおける二つの時間—
    三輪 健太朗
  • マンガを活用した参加型授業の開発
    —経営系大学マーケティング導入科目における実践—
    小野田 哲弥

研究ノート

  • 人はマンガミュージアムで何をしているのか
    —マンガ文化施設における来館者行動と〈マンガ環境〉をめぐって—
    山中 千恵/伊藤 遊/村田 麻里子/谷川 竜一

報告

  • 「客体」から「主体」へ
    —修士論文からみた台湾の日本マンガ・アニメ研究の現在
    川田 健
  • 地域社会と「聖地巡礼」
    〜東久留米北口駅舎さよならイベント開催報告〜
    松村 紀明

論説

  • 異性双生児の心理学から見た『ジュリエットの卵』(吉野朔実作品)に関する一考察
    小島 潤子

特集 日本マンガ学会第10回大会

  • マンガにおけるオノマトペ表現
    大城 宜武
  • 「プレ・ボーイズラブ」マンガの表現と社会的機能
    西原 麻里
  • マンガと教育に関する研究の概観と今後の課題
    マンガ教育学の実現へ向けて
    玉田 圭作
  • マンガ経験を媒介としたアイデンティティの構成過程
    池上 賢
  • 「マンガ家-編集者関係」をめぐる言説の編成と変容
    雑賀 忠宏
  • ゼロ年代のマンガ状況-次の10年に向けて
    シンポジウム 第1部〈女子〉が読んだゼロ年代
    川原和子/福田 里香/野中 モモ 司会:藤本由香里
  • ゼロ年代のマンガ状況-次の10年に向けて
    シンポジウム第2部マンガのゼロ年代、その「想像力」をめぐる冒険
    宇野 常寛/泉 信行/南 信長 司会:伊藤剛
カテゴリー: 『マンガ研究』