マンガ教育部会2017年2月例会
「シラバスの書き方勉強会」
一般的なシラバスの書き方について家島明彦氏(大阪大学)より解説していただいた上で、
お互いのシラバスを読み合います。
日時:2017年2月19日(日)15:00~
場所:花園大学 拈花館(ねんげかん)404教室(秦研究室)
※人数によって教室を変更する場合があります。
参加をご希望される方は、なるべくご自身の執筆されたシラバスをお持ちください(プリントアウトでもデータでもかまいません)。
マンガに関する授業科目でなくとも構いません。
大学での授業をご担当されている方、大学での授業担当を目指されている方であれば、日本マンガ学会員以外の方もご参加いただけます。
日本マンガ学会員以外の方で参加を希望される方は、事前に メールフォーム にご連絡ください。
活動報告
今回の部会では、最初に家島明彦さん(大阪大学)より、シラバスの一般的情報、グラフィック・シラバスの作成方法、動画によるシラバス告知方法などについてご紹介いただきました。
その上で、参加者同士で実際に担当している授業のシラバスを紹介しあい、自分のシラバスの改善点を見付けて修正するワークを行いました。
参加者数は少なかったのですが、各自のシラバスを精査する時間が取れ、充実した例会になったと思います。
マンガ教育という面では、実習授業・講義授業それぞれの到達目標の書き方を互いに検討できました。
個人的には、どの大学にもだいたいある項目「到達目標」が実は「(そこまで到達できたらけっこう良い成績が取れるという意味での)目指す先」ではなく、「単位取得のためのボトムライン」であるという視点が自分のシラバスには欠けていたなあと気付かされました。
ふだんはあまり他の方のシラバスをじっくり読んだり、書かれていることの意図についてお尋ねしたりする機会がないので、とても勉強になりました。
(文責 秦美香子)