九州マンガ交流部会 第52回例会
日本マンガ学会九州マンガ交流部会 第52回例会
日時:2018年1月26日15:00-18:00
場所:筑紫女学園大学6号館6101教室
アクセスマップ
参加費:無料
懇親会:部会終了後
問い合わせ先:大城房美(fogi@chikushi-u.ac.jp )
発表者
<ロン・スチュワート>(広島県立大学)
タイトル: ホワイ・カートゥーン? 一コマ政治漫画研究の魅力
概要: 本発表では、政治漫画(political cartoons)とは何かを検討し、世界で広く研究される対象として、政治漫画はどう見なされているかを概観する。明治時代における国境を越えた政治漫画家の交流から、最近のトランプ大統領の風刺までの私の研究を紹介し、政治漫画とその研究の魅力を伝える。
<米村典子>(九州大学)
タイトル:デザイナーになりたい! ──少女雑誌と「洋裁文化」
概要: 少女雑誌の記事,読者の投稿した「スタイル画」,ファッションに関連するマンガなどを通して,1950年代後半から1960年代の少女にとり「洋服をデザインする」とはどういうことだったのかを明らかにし,少女と消費文化について考察する.
<坂口将史>(九州大学)
タイトル:「ヒーローマンガとしての「美少女戦士セーラームーン」」
概要: 少女マンガ「美少女戦士セーラームーン」について、掲載誌『なかよし』におけるアクションマンガの系譜を概観し、作中でいかなる「正義」と「悪」が描かれたのかについて分析する。これらを通して「美少女戦士セーラームーン」が「ヒーローマンガ」全体において果たした役割の検討を行う。
カテゴリー: 九州マンガ交流部会