2020年日本マンガ学会オンライン研究発表会

2020年日本マンガ学会オンライン研究発表会（会員限定）

日程： 2020年7月4日（土）・7月5日（日）
場所：ZOOM

「日本マンガ学会」は、わたしたちがふだん楽しんでいるマンガを、様々な研究分野の視点から考察する、アカデミックな団体です。
今年は、年に一度の大会を開くことが適いませんでした。そのかわりに、会員が日ごろの研究成果を発表する機会として、オンライン研究発表会を開催することにいたしました。

※ZOOMでの参加はマンガ学会の会員限定となります。
会員限定ページ

[13:10 – 13:40]
1-1　マンガ作品と舞台翻案の比較――『銀牙――流れ星　銀』を事例として
秦美香子[花園大学]
[13:50 – 14:20]
1-2　モンスター理論からみた少年マンガの「鬼」――「約束のネバーランド」「鬼滅の刃」を事例として
井島ワッシュバーンパトリック[熊本大学大学院社会文化科学教育部]
[14:40 – 16:10 ラウンドテーブル]
1-3　BLを研究するということ――『BLの教科書』から考える
守如子[関西大学] ／堀あきこ[関西大学] ／西原麻里[愛知学泉大学] ／石川優[大阪市立大学] ／藤本由香里[明治大学]

[13:10 – 13:40]
2-1　LLマンガを用いた「旧優生保護法一時金支給法」のパンフレットの制作
藤澤和子[新潟リハビリテーション大学大学院リハビリテーション研究科]／えのきろうちょう[実用漫画家]
[13:50 – 14:20]
2-2　マンガ読者から見る「かわいいキャラクター」の全体像――質問紙調査法を中心に
李穎超[京都精華大学大学院マンガ研究科]
[14:20 – 14:40　20分間休憩]
[14:40 – 16:10 ラウンドテーブル]
2-3　「医療マンガ」ジャンル研究とは？――「医療マンガ史」製作をめぐる現状と課題
中垣恒太郎[専修大学] ／たちばないさぎ[漫画家] ／小林翔[一般] ／落合隆志[日本グラフィック・メディスン協会]

[13:10 – 13:40]
1-1　手塚治虫「罪と罰」（1953年）における表現様式の相克――原作からの変更を考える
森下達[創価大学]
[13:50 – 14:20]
1-2　マンガのコマ割りと掲載メディアの物質性――小島剛夕の初期作品を中心に
カーロヴィチュ・ダルマ[横手市増田まんが美術館]
[14:30 – 15:00]
1-3　コマを単位とするストーリーマンガの数的解体――購買数上位ストーリーマンガ作品群におけるコマ数の変動パターン
谷岡曜子[神戸芸術工科大学大学院芸術工学研究科]
[15:00 – 15:20　20分間休憩]
[15:20 – 15:50]
1-4　マンガ版「まなざしから心を読む」テスト開発の試み
和田裕一[東北大学] ／三橋勇太[東北大学情報科学研究科] ／三浦知志[尚絅大学] ／窪俊一[東北大学]
[16:00 – 16:30]
1-5　「ページ」はいかに解体したか――「条漫」のマンガ表現論と、「コマ」に付帯する諸概念の検討
楊焮雅[学習院大学人文科学研究科] ／伊藤剛[東京工芸大学]
[16:40 – 17:40 ラウンドテーブル]
1-6　トキワ荘マンガミュージアム開設を巡って――トキワ荘マンガ文化を活用した自治体と地元地域の協働
小室裕一[立教大学] ／小出幹雄[としま南長崎トキワ荘協働プロジェクト協議会] ／小椋瑞穂[豊島区総務部]

[13:10 – 13:40]
2-1　コミックを活用したデザインマンホールの研究――路上を演出するコミック景観
早野慎吾[都留文科大学] ／董然[東京工科大学]
[13:50 – 14:20]
2-2　学習者が創造するストーリーマンガの文法――表現の本質を読解するための国語科授業デザイン
山田範子[金沢星稜大学女子短期大学部]
[14:30 – 15:00]
2-3　国語科教育におけるマンガ教材の選定基準に関する一考察――「娯楽性に内在する学びの発見」という視座から
岸圭介[早稲田大学大学院教育学研究科]
[15:00 – 16:00 ~~15:20~~ 1時間 ~~20分間~~ 休憩]
[15:20 – 15:50]
2-4　マンガの専門家養成を目的としない共修授業で大学生は何を学ぶか
小林由子[北海道大学]
[16:00 – 16:30]
2-5　マンガ表現と展示方法の可能性
小川剛[崇城大学]
[16:40 – 17:10]
2-6　学習漫画のドラマトゥルク
瀧下彩子[公益財団法人東洋文庫、歴史学習漫画家] ／山中千恵[京都産業大学] ／イトウユウ[京都精華大学]