『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』
デヴィッド・ハジュー [訳]小野耕世/中山ゆかり
岩波書店
2012年5月24日発行
定価:4800円
ISBN978-4-00-025415-1
David Hajdu“THE TEN-CENT PLAGUE The Great Comic-Book Scare and How It Changed America”,Farrar,Staus and Giroux,LLC,New York,2008
[目次]
プロローグ
第1章 社会なんかくそくらえ―アメリカン・コミックス誕生
第2章 金かせぎだったのさ―コミックスのゴールド・ラッシュ時代
第3章 犯罪はひきあう―犯罪コミックス大躍進
第4章 若者が危ない―カトリック教会の禁書リスト
第5章 血だまり―コミックス弾劾の声
第6章 では、ぼくらがなすべきことをしよう―有害コミックスを燃やせ!
第7章 ウーファーとウイーター―大騒ぎは続く
第8章 ラブだ…ラブだ…ラブなんだ!!
第9章 ニュートレンド―ホラー・コミックスの大ブーム
第10章 頸動脈のなかのユーモア―ゲインズとカーツマン、『マッド』創刊
第11章 パニック―『マッド』の姉妹誌『パニック』
第12章 ペイン博士の勝利―ワーサムの新著『無垢なる者たちへの誘惑』
第13章 われわれは何を怖れているのか?―公聴会が開かれる
第14章 もう、うんざりなんだ!―ゲインズは反撃したが…
第15章 マーフィーの法則―コミックス・コードという自主検閲
第16章 受難は続く―ゲインズが選んだ道
エピローグ
訳者あとがき―アメリカのコミックブックとともに育って 小野耕世
付録
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