『ワンダーランド』


[編]菅聡子/ドラージ土屋浩美/武内佳代
明治書院
2012年5月25日発行
定価:1500円
ISBN978-4-625-68612-2

[目次]
1 <少女マンガ>の歴史をふりかえる
<少女マンガ>とは何か
ドラージ土屋浩美「黎明期~六〇年代 少女小説から始まった」
ドラージ土屋浩美「七〇年代 花開く少女マンガ」
倉田容子「八〇年代 学園にすべてがあった」
川原塚瑞穂「九〇年代~現在 少女から女性へ、そして新しい世代へ」
武内佳代「少女マンガ批評の系譜」

COLUMN 内海紀子「少女マンガとBL(ボーイズラブ) 性とジェンダーの冒険」
INTERVIEW 「吉野朔実 美しき絶滅種のような永遠」
COLUMN 矢澤美佐紀「少女マンガとメディアックス そのはじまりは…」

2 テクストとしての<少女マンガ>
菅聡子(抄訳:ドラージ土屋浩美・武内佳代)「永遠の命、永遠の孤独 『ポーの一族』の系譜」
藤本恵「したたかな乙女ちっくと、ひよわな「児童文学」」
ドラージ土屋浩美「カタルシスとしての少女ホラーマンガ」
本田和子「『大奥』論 性役割・制度・性的身体」
小谷真理「少女マンガにおけるSF性と性差混乱」
青山友子「『のだめカンタービレ』における笑いの要素」
久米依子「少女マンガと文学 ジャンルを超える表現」
天野知香「そして彼女たちの肉体の黄金 岡崎京子『ヘルタースケルター』における身体をめぐる抑圧と欲望」
レベッカ・スーター(翻訳:内堀奈保子)「海外から見た<戦闘少女>

COLUMN 内堀瑞香「少女マンガと「ふろく」 「ふろく」は決して「付録」でない」

3 名セリフで読む<少女マンガ>名作ガイド

4 海外<少女マンガ>事情
ESSAY 徳雅美「海外における少女マンガの受容、発展、そして変貌 巡回少女マンガ展示会「Shojo Manga!Girl Power!」報告
ブログ座談会「日本の少女マンガ、ここがおもしろい!」

5 <少女マンガ>作家紹介45

おわりに

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