『ユリイカ 総特集 世界マンガ大系 BD、グラフィックノベル・Manga…時空を結ぶ線の冒険』


青土社
2013年2月25日発行
定価:1300円
ISBN978-4-7917-0251-0

[目次]
ふたりの案内人
ブノワ・ペータース+フランソワ・スクイテン(聞き手・原正人)/闇のなかに光あり―実在と不在の住人をめぐって
ブノワ・ペータース+フランソワ・スクイテン+大友克洋(司会・夏目房之介)/描線・色彩・人間―BDにおける身体
ブノワ・ペータース+フランソワ・スクイテン+浦沢直樹(司会/原正人)/紙の上の時間
ブノワ・ペータース+フランソワ・スクイテン+伊東豊雄+仲原正治(司会・マニュエル・タルディッツ)/都市とユートピア

“Manga”を超えて
小野耕世/本の海、そしてグラフィック・ノヴェルの宇宙―『リトル・ニモ』から『ビルディング・ストーリーズ』への道
夏目房之介/二〇一二年「海外マンガ・フェスタ」とマンガ研究の課題をめぐって
高山高至/都市的な背景―『闇の国々』における都市と建築群が意味するもの
エマニュエル・ルパージュ+バスティアン・ヴィヴェス+大友克洋(司会・原正人)/フィクションとアクション―現実と日常を綴るために
関口涼子/マンガ翻訳者という職業

memoir
ブノワ・ペータース(訳・進藤久乃)/「私のバルト」、いくつかのイメージ

到来するイメージ
ショーン・タン+柴田元幸/[JBBY国際講演会]どこかにいてどこにもいないもの

絵物語の舞台装置
森田直子/新しい物語メディアの作り手、テプフェール
中田健太郎/多島海のタブロー―絵画的マンガ論のために
笠間直穂子/多角的スタイルをめぐって
小田切博/変転する価値―アーモリー・ショウからハイ&ロウ展までのアメリカ美術とコミックス

本邦初訳
フレデリック・ペータース(訳・原正人)/青い薬
原正人/フレデリック・ペータース『青い薬』解題

内在・外延・拡張
古永真一/マンガと芸術と文学と
三浦知志/フレデリック・オッパーの神業
野田謙介/とあるMの定義と起源
寺村摩耶子/漫画と絵本
土居伸彰/マンガが吹き込む新しい息吹―海外のマンガとアニメーション、一筋縄ではいかないその関係

線は地球をつなぐ
世界マンガの鳥瞰図
原正人[BD] 山根緑[イタリア] 岩本順子[ドイツ] 椎名ゆかり[アメリカ] 小田切博[イギリス] 張彧■[香港] 宣政佑[韓国] 鹿島拾市[韓国/オルタナ系] 新江利彦[ベトナム] 玉置真紀子[フィリピン] ■は「愍」の「心」の部分に「日」

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