日本マンガ学会第19回大会(熊本大学)


日本マンガ学会第19回大会

大会パンフレット(PDF)

大会パンフレット(PDF)
©みなもと太郎/リイド社

日程: 2019年6月22日(土)、23日(日)
※ 24日(月)に希望者のみエクスカーションツアーあり →定員に達したため締め切り

場所:熊本大学
空港・駅~熊本大学経路
通り町筋バス停周辺図
熊本駅周辺図

大会参加費:
・会員 1,000円(1日につき)
・一般 2,000円(1日につき)
・学生(※要学生証提示、大学学部生以下)
1日目:500円、2日目:1,000円
※学会員でなくても参加できます。
(事前申込不要)

日程

6月22日(土):会員による研究発表 (熊本大学 文法学部棟 本館 B講義棟)/総会/懇親会

12:00~12:45 参加受付
12:45 開会宣言
13:00~16:50 研究発表
17:00~18:00 総会
18:30~20:00 懇親会 参加費:3,000円
(熊本大学くすのき会館食レセプションルーム)
21:00~23:00 合宿座談会 参加費:1,000円
(熊本コワーキングスペース 未来会議室)

6月23日(日):シンポジウム「時代を超える「時代劇」」(熊本大学 文法学部本館)

09:30~10:30 参加受付
10:30~12:30 第1部「歴史編」
12:30~14:00 ポスター発表・昼食
14:00~16:00 第2部「現在編」
16:00 閉会式

6月24日(月):合志マンガミュージアム等見学会

*参加費無料(昼食代のみ各自負担)→定員に達したため締め切り
10:30~10:45 移動  市街地→県庁
10:45~11:00 ルフィ像
11:00~11:40 移動  県庁→合志市
11:40~13:00 合志マンガミュージアム(休日開館・入館料不要)「忍者マンガ展」
13:00~13:40 昼食・移動
13:40~14:40 菊陽町図書館「少女雑誌の部屋」
14:50 JR三里木駅着
15:30 阿蘇くまもと空港着
エクスカーションチラシ
申し込み先・問い合わせ先 日本マンガ学会第19回大会 熊本事務局
mail: manga2019_kuma@yahoo.co.jp, fax:096-342-2461

研究発表・シンポジウム一覧

6月22日(土)13:00~16:50 研究発表

第1会場 A1教室(本館)

  1. [13:00-13:30]
    SF少女マンガにおける「フランケンシュタイン」の行方―80年代前後のSF少女マンガにおけるロボット=人造人間像と「生殖」に対する想像
    孫旻喬(名古屋大学大学院)
  2. [13:40-14:10]
    女性の近代的自我の芽生えと少女マンガの物語構造―眼鏡を再びかけ直すことの弁証法的意味
    鵜殿篤(東京家政大学短期大学部)
  3. [14:20-14:50]
    高橋真琴の少女像と少女マンガ文化
    松尾昌子(東京工芸大学大学院)
  4. [15:00-15:30]
    少女漫画における毒母
    岡﨑友紀(日本女子大学大学院)
  5. [15:40-16:10]
     大島弓子「バナナブレッドのプディング」試論
    高石凌馬(学習院大学大学院)

第2会場 A2教室(本館)

  1. [13:00-13:30]
    〈伝記学習マンガ〉の表現構造の変遷―マリー・キュリー伝を事例として
    伊藤遊(京都精華大学国際マンガ研究センター)/山中千恵(京都産業大学)/瀧下彩子(公益財団法人東洋文庫)
  2. [13:40-14:10]
    日本事情科目の課題としての4コママンガ創作―短期留学生を対象とする指導法の研究
    池澤明子(西南学院大学)
  3. [14:20-14:50]
    中国大学の漫画教育におけるバンド・デシネの実践について―異文化の漫画教育に関する実践と考え
    羅榕榕(南京工業大学)
  4. [15:00-15:30]
    マンガを活用した言語教育―コミック文化の活用法
    早野慎吾(都留文科大学)
  5. [15:40-16:10]
    地域×デザイン×マンガ教育の可能性―崇城大学マンガ表現コースでの取組を事例に
    小川剛(崇城大学)

第3会場 A3教室(本館)

  1. [13:00-13:30]
    昭和の貸本屋 所在地調査の方法―熊本の貸本屋マップ作成から見えてきたもの
    鶴本市朗(くまもと文学・歴史館)
  2. [13:40-14:10]
    大学コレクションとしてのまんがアーカイブズの管理と利用―オハイオ州立大学とケント大学を事例として
    蓮沼素子(大仙市アーカイブズ)
  3. [14:20-14:50]
    戦争・マンガ・アニメ・記憶―戦争マンガから戦争アニメへの変容と戦争記憶へのインパクト
    アルト・ヨアヒム(北海道大学大学院)
  4. [15:00-15:30]
    「クレイジー・キルト」におけるモダニズム絵画の影響―コミック・ストリップはアーモリー・ショウにいかに反応したか
    鶴田裕貴(東京大学大学院)
  5. [15:40-16:10]
    日本のマンガ、アニメの国際展開について―予備調査を終え今後の展開について
    池田雄亮(龍谷大学大学院)

第4会場 B2教室(B講義棟)

  1. [13:00-13:30]
    オノマトペ翻訳におけるビジュアル効果の翻訳―オノマトペ翻訳から見るマンガの中のオノマトペ効果
    大塚萌(千葉大学)
  2. [13:40-14:10]
    英米コミック効果音(エコミメティカ)和訳の技法―フランク・ミラー「ダーク ナイト リターンズ」を事例として
    井島ワッシュバーン パトリック(熊本学園大学)
  3. [14:20-14:50]
    マンガを活用して歴史への関心を高めるために―歴史に関する学習マンガのケーススタディー
    ベナ・ノビアンダリ デュイ ラハユ(京都精華大学大学院)
  4. [15:00-15:30]
    マンガ読解とストーリーの予想/予感される物語―グループインタビューの分析結果から
    足立加勇(東京造形大学)/池上賢(立教大学)
  5. [15:40-16:10]
    マンガの読みの視線行動と読み手の共感性の関連
    和田裕一(東北大学)/三浦知志(尚絅大学)/窪俊一(東北大学)

第5会場 B3教室(B講義棟)

  1. [13:00-13:30]
    「三国志演義」翻案マンガにおける「明光甲」考―鎧甲の腹部から胸部へ
    清岡美津夫(NPO三国志フォーラム)
  2. [13:40-14:10]
    手塚治虫が監修した未来表象人型ロボット―大阪万博フジパン・ロボット館ロボットと静岡科学館ロボットの成立過程の比較
    藤吉隆雄(国立情報学研究所)
  3. [14:20-14:50]
    マンガ-舞台間のアダプテーション―宝塚歌劇『ポーの一族』の事例から
    秦美香子(花園大学)/西原麻里(愛知学泉大学)/増田のぞみ(甲南女子大学)/山中千恵(京都産業大学)
  4. [15:00-15:30]
    形、線、背景―マンガのアニメ化におけるスタイルの変換
    コピローワ・オーリガ(東北大学)
  5. [15:40-16:50]
    ラウンドテーブルグラフィック・メディスンと医療マンガ研究―海外マンガ研究の学際的な言説をマンガ研究に応用する可能性
    中垣恒太郎(司会 専修大学)/安達映子(立正大学)/小林翔(一般)/落合隆志(ディスカッサント 日本グラフィック・メディスン協会)

6月23日(日)12:30~14:00 ポスター発表

会場:非常勤講師控室

  1. 「冒険ダン吉」に描かれている南洋群島の人々―描写・言葉選び・ストーリーに着目して
    會田篤敬(岩手大学)

シンポジウム「時代を超える「時代劇」」
6月23日(日)熊本大学 文法学部本館 A1教室
10:30~12:30(第1部)/14:00~16:00(第2部)

時代劇は、戦前から、舞台、映画、テレビ、そして漫画においても数多く描かれてきました。子供たちのチャンバラごっことしても広く親しまれ、海外からみた日本のイメージにも大きな影響を与えています。しかしその表現は、時代とともに移り変わってきました。本シンポジウムでは、マンガにおける時代劇の歴史をたどるとともに、作家を中心に、現代の時代劇についても語り合います。

9:30~10:30 参加受付

10:30~12:30 第1部「歴史編」

  • 川崎のぼる【マンガ家】
  • 成瀬正祐【貸本研究家】
  • 橋本博【合志マンガミュージアム館長】
  • 宮本大人【明治大学准教授】/司会

14:00~16:00 第2部「現在編」

  • みなもと太郎【マンガ家】
  • 崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)【マンガ家】
  • 大柿ロクロウ【マンガ家】
  • 吉村和真【京都精華大学教授 】/司会
カテゴリー: 会員の皆様へ, 大会