海外マンガ交流部会 第14回公開研究会
「マクラウド『マンガ学』再考」
日時:2022年3月13日(日)13時~16時30分+α
会場:Zoom(URLは追ってお送りします)
参加:無料
主催:日本マンガ学会海外マンガ交流部会
※以下の登録フォームにお名前とメールアドレスをご記入の上、「送信」ボタンを押してください。
追ってZoomの招待URLをお送りします。
https://forms.gle/HQzxaenuxL9heN9w6
〈プログラム〉
13時~
第1部 『マンガ学 完全新訳版』翻訳のコンセプトと古典としての『マンガ学』
【進行・報告】
・小田切博(ライター)
・椎名ゆかり(海外マンガ翻訳者)
14時15分~
第2部 マンガ表現研究における『マンガ学』の新たな使い方
【登壇者】
・司会:伊藤剛(東京工芸大学)
・中田健太郎(静岡文化芸術大学)
・三輪健太朗(跡見学園女子大学)
【コメンテーター】
・小田切博(ライター)
・椎名ゆかり(海外マンガ翻訳者)
〈企画概要〉
スコット・マクラウドによる『マンガ学――マンガによるマンガのためのマンガ理論』(原書は1993年)の完全新訳版(復刊ドットコム)が2020年2月に刊行され、英語圏でのマンガ研究の古典である同書を、日本のマンガ研究がどのように理解し、今後いかに活用していくかが再度注目されています。
第1部では、新訳版の翻訳、監修に担当された椎名ゆかり、小田切博の両氏がマクラウドによる同書のアメリカでの評価や新訳版刊行の背景について解説。
これを受けた第2部は、日本国内のマンガ研究の古典のひとつ『テヅカ・イズ・デッド』(NTT出版、2005)の著者である伊藤剛氏を司会、中田健太郎氏(『マンガを「見る」という体験』(共著、水声社、2014)、『マンガ視覚文化論』(共編著、水声社、2017)、三輪健太朗氏(『マンガと映画』NTT出版、 2014)という気鋭のマンガ研究者おふたりをパネラーに迎え、マンガに関する表現、理論の研究の観点から、いまあらためてマクラウドと『マンガ学』が提起した論点について討議していただきます。
なお、本公開研究会にはどなたでもご参加いただけるイベントです。
ぜひ多くの方々にご参加いただけるよう願っています。