マンガ評論家・編集者・元神戸松蔭女子学院大学文学部教授の村上知彦氏が2024年12月22日に逝去されました


2024年12月22日にマンガ評論家・編集者・元神戸松蔭女子学院大学文学部教授の村上知彦氏が逝去されました

村上知彦氏は、『黄昏通信』(ブロンズ社)をはじめとしたマンガ評論家としての活動のほか、雑誌『漫金超』(チャンネルゼロ)の編集や『マンガ批評体系』(竹内オサム氏との共編著、全4巻+別巻、平凡社)の編纂などで活躍されました。
※そのほか、マンガ関連にとどまらない村上氏の来歴につきましては、「村上知彦コレクション」を所蔵し昨年まで企画展示を開催していた京都国際マンガミュージアムの展示紹介をご覧ください。
https://kyotomm.jp/ee/exh_murakami-2021/

京都国際マンガミュージアムによる追悼文(2024.12.30)
https://kyotomm.jp/news/thankyou_murakamitomohiko/

日本マンガ学会では、2001年の日本マンガ学会設立から第8期の途中まで理事を務められ(~2016年1月で退任)、主に学会誌『マンガ研究』の編集に尽力されました。現在の学会誌編集の基礎をつくられた村上氏のご冥福を、謹んでお祈り申し上げます。

2025年1月5日 日本マンガ学会理事会

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