マンガ研究 vol.18
第11回大会シンポジウム マンガと地域性《ローカリティ》
編集・発行:日本マンガ学会
発売:ゆまに書房
発行日:2012年3月31日
ISBN 978-4-8433-3853-7
定価:本体1,800円+税
研究論文
- マンガにおける文字情報の分類とマンガの読み方
—手書きの台詞・考え事・コメントに注目して
ウンサーシュッツ・ジャンカーラ - 女性の〈消費〉への従属/抵抗
—岡崎京子『pink』論—
杉本 章吾 - 国民国家トルコ共和国を象徴した漫画キャラクターの両義性
—伝統と近代の狭間に生まれた道化の役割—
横田 吉昭 - 「映画的手法」から「映画的様式」へ
—マンガとPOVをめぐる諸問題—
三輪 健太郎 - ラフ集合から誘導される束を用いた日常系四コマ漫画作品の図地関係変化解析
松井 哲也/北村 有人/郡司ペギオ幸夫 - 「ねじ式」神話の成立
—つげ義春のマーケティング戦略—
可児 洋平
論説
- 宮崎駿と福島第一原子力発電所事故
—「On Your Mark」試論—
砂澤 雄一
日本マンガ学会第11回大会
- シンポジウム「マンガと地域性《ローカリティ》」
第1部 〈地方〉の発見
長谷川 法世/村上 知彦 司会:宮本 大人 - シンポジウム「マンガと地域性《ローカリティ》」
第2部 全国に広がる地方/地元マンガ
こうの史代/金水 敏/ヤマダトモコ 司会:吉村 和真 - フォーラム「表現規制問題を考える」
兼光ダニエル真/藤本 由香里 - 研究発表タイトル・発表者一覧
カテゴリー: 『マンガ研究』