海外マンガ交流部会 第15回公開研究会
日本マンガ学会 海外マンガ交流部会 第15回公開研究会
「研究評論誌『ビランジ』の足跡と世界のマンガ事情をめぐって」
日時:2023年2月18日(土)13時~17時
会場:Zoom(URLは追ってお送りします)
参加:無料
主催:日本マンガ学会海外マンガ交流部会
※以下の登録フォームにお名前とメールアドレスをご記入の上、「送信」ボタンを押してください。
追ってZoomの招待URLをお送りします。
https://forms.gle/QV3JctD5T3ZN54z5A
<プログラム>
13時~
【講演】
「『ビランジ』と日本のマンガ研究」
・竹内 オサム 氏(同志社大学名誉教授)
15時~
【研究発表】
「ベルギーBDとはなにか」
・猪俣 紀子 氏(茨城大学)
16時~
【報告】
「イスラエルのマンガ事情」
・戸澤 典子 氏(グラフィック・ノベル制作ユニット バヴア/
東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
【企画概要】
マンガと児童文化の研究評論誌『ビランジ』(1997-2022)が第50号にて惜しまれながら終刊を迎えました。マンガ文化にまつわる評論や研究の状況を展望する「小特集」をはじめ、多彩な連載・記事、回想録から創作に至るまで、ユニークな評論誌として親しまれてきました。第50号では「世界のマンガ研究」の特集が組まれていますが、海外のマンガ事情について様々な見地から積極的に取り上げられていた点も大きな特色となっています。本研究会では、『ビランジ』を主宰されてこられた竹内オサム氏に「講演」として、『ビランジ』の足跡をふりかえりながら日本のマンガ研究について展望していただきます。
また、『ビランジ』第50号「世界のマンガ研究」特集にも寄稿されている猪俣紀子氏に「ベルギーのBD」にまつわる研究発表を、さらに、イスラエルで設立されたマンガ制作ユニット「バヴア」として、編著『だれも知らないイスラエル――「究極の移民国家」を生きる』(花伝社、2021)をはじめとする活動を展開されている戸澤典子氏に「イスラエルのマンガ事情」についての報告をしていただきます。
なお、本公開研究会はどなたでもご参加いただけるイベントです。
ぜひ多くの方々にご参加いただけるよう願っています。