カトゥーン部会2008年度第2回研究会・関西交流部会40回合同例会
日本マンガ学会 カトゥーン部会・関西交流部会の合同例会を下記の要領で開催いたします。マンガおよびマンガ研究に関心をもつ方ならどなたでもご参加いただけます。
日 時 2008年9月13日(土)13時~17時
場 所 京都精華大学交流センター 3階 セミナー室
(京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅4番・5番・6番出口徒歩3分)
http://www.kyoto-seika.ac.jp/esri/info/
発 表
1.雑賀忠宏氏(神戸大学大学院)
「文化労働としての「マンガ家」
―その表象の中にみる矛盾と困難-」
インタビューや伝記、批評、そしてマンガ作品そのものの中で、我々は様々に表象された「マンガ家」の姿に出会う。本報告では、そうした表象を素材としつつ、個人的表現と社会的労働という二つの位相が交錯する点である「文化労働」として「マンガ家」を捉え、その矛盾と困難について考察する。
2.朴珍姫氏(京都大学大学院)
「韓国「純情漫画」の発展史と可能性
-純情漫画家ホァン・ミナ(黄美那)とその作品を通じて-」
本研究では韓国の純情漫画を、純情漫画家ホァン・ミナの作品を通じて分析する。さらに純情漫画に強い影響を及ぼした日本の少女マンガとの相違点を分析することによって、韓国独自の漫画発展史について考察する。
参加資格 なし(マンガ学会会員以外の方も歓迎いたします)
参加申込 不要
参加費 なし
★例会終了後、近辺で簡単な懇親会を開催します。会費制・学割あり。