九州マンガ交流部会 第58回例会
日本マンガ学会九州マンガ交流部会 第58回例会
日 時:12月22日(日)14時〜18時
場 所:九州大学芸術工学府(大橋キャンパス)512教室
九州大学大橋キャンパス 512教室
・終了後,大橋近辺で懇親会を予定しております.
こちらも是非ご参加ください.
米村典子(九州大学)
「少女マンガとスタイル画:1960年代の展望」
1960年代は,1950年代末の高橋真琴の「スタイル画」風表現の出現と,
1970年代中頃の「重層的コマ構造」の確立とに挟まれて,あまり注目
されてこなかった.本発表では,発表者が近年発表した「スタイル画」
に関する2つの論文を新たな角度から参照しつつ,1960年代の展望の
足がかりを明らかにする。
坂口将史(日本経済大学)
「マンガ雑誌はマンガをどう伝えていたか
— 少女マンガ雑誌『なかよし』の場合」
本発表では、月刊少女マンガ雑誌『なかよし』に掲載されたマンガ作品
のキャッチコピーがどのように付けられていったのかを分析することにより、
マンガ雑誌がマンガをどのように位置づけていたのか、マンガ雑誌の編集者が
読者にどのようなメッセージを提示していたのかを明らかにする。