九州マンガ交流部会 第16回例会
日米女性MANGAー境界を越えた共生
本講座は、アメリカ女性コミックスの歴史研究家でもと女性コミックス作家のトリナ・ロビンス氏を招聘し、女性マンガ交流がもたらす国境を越えた文化的「共生」の可能性を考えるものです。現在海外へのマンガの広がりは、とりわけ男性中心だったコミックスという領域への女性参加を促しています。日本の少女マンガの存在を知ったロビンス氏は、1980年代からメインストリームで女性向けコミックスの創作に尽力する一方で、19世紀末から現在まで100年もの北米コミックスの女性の歴史を掘り起こし、数冊の著書にまとめあげました。ロビンス氏は現在、女性コミックスの師として多くの人々に親しまれています。
また本講座の関連企画としまして、12月17日より、ロビンス氏のコレクションから「コミックスを描く女性たち―アメリカの女性アーティストたちの100年」展を京都国際マンガミュージアムにて開催いたします。
記
公開講座:日米女性MANGAー境界を越えた共生
日 時:平成2009年12月13日(日)17:30~19:30
場 所:福岡アジア美術館 あじびホール
出演者:トリナ・ロビンス(Trina Robbins)(もとコミックス作家、女性コミックス史研究家)
溝口彰子(ヤオイ研究者、法政大学非常勤講師)
大城房美(筑紫女学園大学英語学科准教授)
カテゴリー: 九州マンガ交流部会