九州マンガ交流部会 第15回例会


「夏の残像:ナガサキの8月9日」を著したマンガ家西岡由香さんの講演をはじめ、戦後という時空間において「原爆の記憶」がポピュラー文化という領域でどのように伝えられてきたのかを検討する研究報告を予定しています。

 日 時 11月28日(土)14時~16時半
場 所 アクロス福岡 会議室607
(福岡市中央区天神)
報告者 西岡由香(マンガ家)
横手一彦(ナガサキ総合科学大学)
吉村和真(京都精華大学)
一木 順(筑紫女学園大学)

事前申し込みは不要です。当日会場前で受付を行います。

西岡 由香【マンガ家】
1965年長崎生まれ。1999年、「ピースボート」乗船をきっかけに平和活動を始める。2008年、長崎原爆をテーマにしたマンガ「夏の残像」(凱風社)を出版。現在、「週刊金曜日」で4コママンガ「さらん日記」を連載中。長崎大学、佐賀大学非常勤講師。

横手 一彦【長崎総合科学大学共通教育センター教授】
1959年4月青森県生まれ。専攻は近代日本文学。長崎浦上原爆を人びとの視点から捉え直すとともに、戦後文学を敗戦期文学の視座から読み直す手立てとして占領軍検閲を考察する。

吉村 和真【京都精華大学マンガ学部准教授】
1971年福岡県生まれ。京都国際マンガミュージアム研究統括室長。専攻は思想史、マンガ研究。おもな著作に「裸足のゲンがいた風景」(梓出版社)(編著)、「差別と向き合うマンガたち」(臨川書店)(編著)など。

一木  順【筑紫女学園大学英語メディア学科教授】
1966年福岡県生まれ。専攻はアメリカ黒人研究、現代ポピュラー文化研究。おもな論文に“Demystifying a Postwar Myth: ReadingFukasaku’s Jingi-naki Tatakai ” Dekalog 4(Wallflower Press)など

司会:大城 房美【筑紫女学園大学英語学科准教授】

共催:EAPCA(East Asian Popular Culture Association)
日本マンガ学会九州交流部会
後援:福岡市教育委員会/(財)福岡市文化芸術振興財団
毎日新聞社/朝日新聞社/西日本新聞社
読売新聞西部本社/FM FUKUOKA

お問い合わせ
筑紫女学園大学生涯学習センター〒818-0192 福岡県太宰府市石坂2-12-1
TEL 092-925-9685 FAX 092-928-6252
E-mail gakushu@chikushi-u.ac.jp

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