連続公開研究会「マンガと学術研究」 第5回
香港コミックスとその実写映画化 その物語における社会問題に関わる役割を中心に
日時:2010年1月5日(火) 午後3時~5時会場:京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1報告者:ウェンディ・ウォン/黄少儀 Wendy Siuyi WONG (トロント・ヨーク大学芸術学部デザイン学科准教授)司会・通訳:ジャクリーヌ・ベルント (京都精華大学マンガ学部教授)概要:香港出身のウェンディ・ウォン氏は、コミック作家として、また研究者として、広告やグラフィック・デザインに携わり、特に香港コミックス史家として世界的に知られている。京都精華大学におけるマンガ学部講演会「戦後香港コミックス略史」(2009年12月15日 詳細はこちら)と、マンガミュージアムでの国際学術会議における報告「モダンな女性の理想像 李惠珍の漫画『十三点』(十三點)を中心に」(2009年12月19日 発表要旨はこちら)に加え、本研究会においては、1950年代~1990年代の香港コミックスとその実写映画版の具体例を挙げながら、これらが当時の香港社会、特にその周辺に置かれている人々やその苦闘をいかに描き、いかに娯楽と結びつけていたかを紹介する。本研究会以前の講演会や研究報告も含め、交流を深めていく機会としたい。申込方法参加希望者は、1月3日(日)までに (1)名前 (2)所属 を明記の上、ジャクリーヌ・ベルント(国際マンガ研究センター)berndt●kyoto-seika.ac.jp(●は@に変えてください)までご連絡ください。申し込みをされた方は、当日、受付にお申し出ください。ミュージアム入場料を免除させていただきます。申し込みがなくても無料で参加はできますが、ミュージアム入場料(大人500円、中高生300円、小学生100円)が必要となります。